【CIA】公認内部監査人試験:試験対策 はじめに何をすれば良い?

CIA(公認内部監査人)

学習の順番

CIA(公認内部監査人)試験は3科目あります。PartⅠ、PartⅡ、PartⅢの3科目です。
PartⅠとPartⅡの出題範囲が似ており、明確にPartⅠとⅡの学習を分けるのは難しいので一緒に勉強してしまった方が効率的です。

PartⅢはビジネス関連知識となっているため、PartⅠとⅡとは分けて準備をした方が良いです。まずは無難にPartⅠとⅡの学習をし、合格をしたらPartⅢに移るのが王道です。

はじめに何をすれば良い?

PartⅠ・Ⅱに合格するために一番必要な参考図書は「専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)」です。

この本に書いてある

「内部監査の使命」

「内部監査の専門職的実施の基本原則(10個)」

「内部監査の定義」

「倫理綱要」

「内部監査の専門職的実施の国際基準(基準)」

は必ず問われる内容ですので、まずはこのIPPF本をゲットすることから試験対策を始めてください。

内部監査部門に所属している場合は、会社でこの図書が置かれている場合があると思います。ですが、試験対策上、何回も読み込みをし、書き込んだりマーカーを引いたりした方が読み易いと思うので、自分用で1冊購入することをお薦めいたします。

予備校(アビタス・TAC)の利用は必要?

CIA試験の予備校で有名なのはアビタス(Abitus)とTACです。予備校では専用の教材と授業があるため独学よりは効率が良いと思われますが一番のネックは費用です。15万~20数万円程度かかりますので、経済的に問題ない方はどちらかの予備校に入校すると良いと思います。

個人的にはまず参考図書で雰囲気を確かめつつ、無料の各予備校の実施しているセミナーに参加し、情報を集めておくのが良いのではと思います。

おすすめの参考図書については良かったら前回の記事を参照してください。

絶対に覚えておくこと(マインド)

CIA試験では、内部監査人協会(IIA)が公表しているIPPFの内容が基となって試験が作成されています。そのため、実際の実務と試験で出題される考え方は異なっている場合があります。また、日本語訳が正確ではなく出題の意図が分かりにくい問題もありますが、イライラせずある程度の割り切りが必要です。また、この試験はコンピューター試験のため問題を持ち帰ることができません。

専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)のサマリー

土台として「内部監査の使命」があります。

その上に、「必須のガイダンス」「推奨されるガイダンス」があります。

・「必須のガイダンス」には、「基本原則」「内部監査の定義」「国際基準」「倫理綱要」が、

「推奨されるガイダンス」には、「実施ガイダンス」「補足的ガイダンス」があります。

個人的には、最低限「内部監査の定義」と「倫理綱要」の「誠実性」、「客観性」、「秘密の保持」、「専門的能力」についてはどのようなことが書いてあり、その言わんとすることを暗記に近い形で覚えておく必要があると思います。

参考

CIA試験の予備校としてはアビタスTACが有名です。

下記から無料で資料請求とセミナー申込みができるので、余裕がある時に資料請求等しておくと楽だと思います。

CIA/公認内部監査人資格 アビタス

今日は以上です。

タイトルとURLをコピーしました